2022-06-28 夜ふかし 夜ふかし 紫陽花を焦がしたのは君のせい その冷たい澄んだ煙だけが 残るようになった時期に 鋭角からみえる夜 ページのはざまから跳ねるイルカ かわいいね 彼女はホルマリンに落ちて 走る途中だったみたい かっこよかった 窓から宇宙色のかき氷 下から濃いシロップを重ねたみたい てっぺんは溶けはじめてた